Overview
カルフィーの特許訴訟部門は、証拠開示、クレーム解釈、略式判決、陪審裁判、連邦巡回区控訴裁判所への控訴など、特許訴訟のすべての面で豊富な経験を持つ特許弁護士を揃えています。機械、電子機器、ソフトウェア、および化学技術などを含む幅広い分野において、カルフィーの特許訴訟弁護士はお客様を代理して侵害の申立てや、他者の申立てに対する抗弁を行っています。
カルフィーはアメリカ中西部最大級である完備された知的財産紛争解決チームを誇ります。さまざまな公開・非公開企業を幅広くサポートする私たちの弁護士は、特許、著作権、営業秘密、商標、トレードドレス、製品構成、不正競争、およびライセンス契約に関する訴訟において、原告および被告を代理しています。私たちの弁護士は、機械工学、電気工学、化学、生化学や生物科学、コンピュータハードウェア、ソフトウェア・回路設計、半導体、建築など、あらゆる主要技術分野を専門としています。
カルフィーの訴訟チームには、アメリカ連邦および州裁判所、特許商標庁、税関、国際貿易委員会、および連邦取引委員会におけるさまざまな案件を担当したことのある、経験豊富な訴訟弁護士が在籍しています。
カルフィーは、お客様の経済的・戦略的方針を理解した上、勤勉さと細心の注意をもって複雑な知的財産権紛争に取り組み、それぞれの案件に対し効率的・効果的にリソースを配分します。
また、カルフィーのチームは元法務事務官や元特許審査官を擁し、法的・技術的に複雑な紛争に独特な見解をもたらします。
効率的な紛争解決への追及から、カルフィーはIPR(当事者系レビュー)手続きが2012年に導入されて以来、その実践の最前線に立ってきました。私たちの弁護士は過去3年間だけで、医療機器、通信機器、消費者向け製品、包装などの分野における20を超えるIPRに関与してきました。このような経験と、オハイオ州を拠点とする私たちの有利なコスト構造により、従来の訴訟より速く、低コストで特許紛争を解決することが可能になります。
知的財産訴訟の実力
1980年代に設立されて以来、私たちの知的財産部門は広く、深く知的財産訴訟の経験を積んできました。カルフィーでは常に20人以上の弁護士が知的財産権訴訟を主要業務としており、必要であれば私たちの専門的な案件管理システムや、一般訴訟部門の弁護士のサポートをいつでも受けることができます。
また当事務所は、お客様の新市場への参入や、新製品の開発をサポートしてきた経験も豊富であり、私たちの弁護士は毎日のように特許紛争を回避するための法的意見や「回避設計」に関するアドバイスなどをお客様に提供しています。他の業務分野においても同じように、私たちは個々の製品に関するお客様の目標と経営方針を第一に考えます。
私たちの知的財産訴訟弁護士は、アメリカ多くの州の地方裁判所における訴訟でお客様の代理を務めてきた経験があり、連邦巡回区控訴裁判所や、その他の控訴裁判所にて意見陳述や弁論を行った経験もあります。私たちの訴訟担当者は、幅広い消費者・工業製品およびサービスなどの分野でお客様を代理し、商標、トレードドレス、不正競争案件を成功へ導いた実績があります。これらの案件の多くにおいて、カルフィーはお客様の特許・商標ポートフォリオの管理も行っていました。
また、知的財産訴訟の多大な費用から、私たちは凝り固まった訴訟戦略ではなく、代替的紛争解決、柔軟な人員配置、交渉・訴訟の同時進行などを取り入れた解決方法を提案します。
訴訟に加えて、私たちは次のような知的財産紛争関連のサービスを提供します。
法的意見
非侵害や特許無効など防御的な立場のものを含むさまざまな法的意見を、カルフィーの特許部門は頻繁にお客様に提供しています。また、競合する第三者によるお客様の特許への侵害に関し、アメリカ連邦民事訴訟規則第11条に基づく分析意見を提供しています。
他の法律事務所から特許意見を得たのち、お客様がカルフィーにセカンドオピニオンを求めることも多くあります。
私たちの法的意見業務は、機械、化学、電子機器・ソフトウェアの新製品の開発に関する意見を中心に扱っています。カルフィーは様々な特許ランドスケープにおける多様な検索と分析のアプローチを心得ており、お客様の希望する予算に対応することができます。
すべての合理的な観点が考慮されていることを確保するため、私たちはすべての法的意見において2人の弁護士によるレビューを行っています。通常、そのうち1人は経験豊富な特許訴訟弁護士であり、私たちの分析に訴訟の視点をもたらします。
カルフィーは、正式な報告書(要約されたものから非常に詳細なものまで)、視覚的な(例えば、PowerPoint)プレゼンテーション、またこれらの組み合わせなど、さまざまな形式の法的意見を提供することができます。
カウンセリング
カルフィーは法的意見のほか、競争下における特許ポートフォリオの分析と企業を取り巻く脅威、回避設計、非侵害、特許無効の論点、特許関連の合併に伴うデューデリジェンスなどの幅広い事象についてのカウンセリングサービスを提供します。
当事務所の特許部門は、競合他社の特許ポートフォリオの分析、およびリスクや回避設計案に関するカウンセリングの経験が豊富であり、新規事業・新製品の開発に役立てることができます。カルフィーの特許業務は、多くのフォーチュン1000企業をサポートしています。
取扱業務
- 特許、商標、著作権の侵害
- アメリカ特許商標庁における当事者系レビュー、特許インターフェアレンス、再審査、再発行手続き
- 商標異議および取消手続き
- 営業秘密の侵害
- 不正競争
- アメリカ国際貿易委員会における手続き
- アメリカ税関における紛争
- 一時的差し止め命令、予備的・恒久的差し止め命令、差押命令
私たちの弁護士は、次のような対象に関する訴訟において原告または被告の代理を務めた経験があります。
- パソコン、プリンター
- 包装、バッテリー
- 医療機器
- モバイル通信
- 代替燃料
- 化学成分
- 医薬品
- ビジネスモデル、ウェブサイト
- 銃器
- タイヤ
- 車いす
- ロック、セキュリティ機器
- 配管設備
- 無線通信デバイスとアプリケーション
- 在宅医療用品
- 光学アナライザー
- ポリマー回路保護部品
- 塗料剥離剤
- ポリマー
- 半導体
- MPEGビデオコード
- コンピューターソフトウェア
- 消費者製品
- 自動車アセンブリ
- 溶接機